登記所の脇には、各種の提出書類を代行してくれる「代書屋」が、軒を揃えて並んでいます。法的書類というのは手続きが複雑なので、家や土地を買う素人ばかりでなく、売る側の不動産会社のほうでも、プロフェッショナルである代書屋に面倒な書類作成を依頼するのが普通です。恐らく、私に物件を紹介した不動産業者も、野田市の登記所の脇に並んでいる代書屋のどこかを利用しているに違いない、というのが家内の頭にひらめいた“逆転の発想”でした。
[参考サイト]
> 四街道市の中古住宅
> 北赤羽のマンション
> 印西市の分譲マンション
> 大田区の分譲マンション
> 南栗橋の一戸建て
逆のルートをたどったらどうなるか、妻はここに眼をつけました。そこで、私たちに物件を紹介した不動産屋の信用度を計るために、代書屋を一軒一軒、シラミつぶしに当だってみることにしたのです。幸いにもというべきか、偶然にというべきか、最初に飛びこんだ代書屋が、まさしくドンピシャリ。この不動産屋が書類の作成を依頼している店でした。「ウーソ、この会社はうちのお得意先だから、悪口はいえないけどねえ」こういったあとで、代書屋はニヤニヤと笑ったそうです。このニヤニヤがくせもので、言葉ではいえないが顔で判断してくれというわけです。このあたりは、いかにも日本人的な阿吽の呼吸に近いのですが、妻はこれで、代書屋がそれほどこの不動産屋を高く評価していないことを知りました。すべての代書屋が、このような禅問答めいた表現で取引先の信用度を教えてくれるとは限りませんが、確かに代書屋に不動産会社のことを聞いてみるのも、庶民の自衛策として、一つの判断基準として役立つかもしれません。
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